空力を優先した新しい車載カメラ設置法(レッドブル・レーシング)

 パワーユニットばかりが注目されている2014年だが、開幕戦となったオーストラリアGPでは空力パーツのアップデートも数多く見られた。そのひとつがレッドブルの新しい車載カメラ設置法である。

 レギュレーションによれば、車載カメラはマシンのノーズ両脇、ミラー、インダクションポッド上と両脇、コクピット前の5カ所に装着可能な状態となっていなければならない。

 レッドブルの新しい車載カメラはノーズの脇ではなく、ノーズの中に埋め込まれた形となっている。レッドブルのノーズの両脇には車載カメラは見当たらないため、これがそれに代わって搭載されていることは容易に想像がつく。

 では、なぜ両脇ではないのに違法ではないのか? 考えられる理由は、レッドブルのノーズは実際にはもう少し細く、それを化粧バネルで覆っているのではないかということだ。つまり、車載カメラは実際にはノーズの両脇に設置されているのだが、化粧バネルに覆われているため、あたかもノーズの中に埋め込まれているように見えているのだと思われる。

 いずれにしても、予選後の公式車検で違反に問われていないため、FIAはこれを合法と見なしたことは間違いない。

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日本人F1ジャーナリストの尾張正博氏がグランプリの現場から、ドライバーやチーム首脳の生の声、パドックを賑わせているニュースの真相、レースのキーポイントやサイドストーリーなどを自身の取材情報からお届けする。2013年はGPインサイドとしてお届けしていた。

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